2005年11月30日

チンザノ ロッソ

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「チンザノ ロッソ」

ヴェルモットと言う種類のお酒です。

有名なのは「チンザノ」と「ノイリープラット」。

「ノイリープラット」についてはそのうち書きます。

ヴェルモットはアロマタイズドワインの一種で、
ワインをベースに各種の香草・薬草を加えて造られています。
ベルモット以外にはサングリアも仲間ですね。

と言う訳で、
分類的には「ワイン」ということになりますが、
本質はリキュールに近いんだと思って下さって結構ですよ。


チンザノ社は1751年にトリノで創業した大手メーカーです。

トリノと言えば、今年の冬季オリンピックが開催される都市ですね。


「チンザノ ロッソ」

は苦甘い感じ。レモンを落としたロックがいいですが、

「パーフェクトマティーニ」でも、「トリニティ」でも、
存分にその個性がカクテルを引き立たせます。


チンザノは飲みやすいんですが、
飲めば飲む程、飲み続けられる
酔っ払い製造酒です。

みなさんも飲むなら御注意を(笑)
posted by マーチン at 04:28| Comment(0) | TrackBack(0) | お酒コラム | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする

2005年11月06日

天使の誘惑

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西酒造がお届けする芋焼酎原酒

「天使の誘惑」

本格焼酎ブームの中で
焼酎の原酒と呼ばれる物の認知度を上げた立役者です。
今でこそ原酒焼酎は多く販売されていますが
昔はそう多くはありませんでした。

焼酎という物は蒸留酒なので
原酒でのアルコール度数は高く
40度から60度くらいになります。
それをアルコール度数を25度または20度になるように水で薄めて
(「割り水」と呼びます)販売するのです。

割り水をするというのは
水で薄めた後に甕などで寝かせるので
飲む時にする「水割り」とは違い
薄まったもしくは水っぽい感覚はありませんが
味わいの特徴が原酒と変わる事があります。

例えば
お持ちの焼酎を瓶のままで良いので一対一の割合で水で薄めて
一晩暗い場所で保存してみてください。
元のお酒をグラスの中で一対一で割るのと
一晩寝かせた物とでは味が違います。
ご家庭でも手軽に出来ますので
一度試してみてください。

そういったことから
割る前のお酒(原酒)を飲んでみたいと思うのは
酒好きとしては当然ですよね?


「天使の誘惑」は通常の芋焼酎とは違い
ウィスキーやブランデーのようなしっかりしたアルコールと
原材料由来の芋の風味が見事に調和し
ロックでゆっくり飲むのに最適です。
沢山飲むお酒ではなく
一杯二杯をしっかり味わえる焼酎です。


ちなみにラベルには天使が描かれていて
デザイン的にも素晴らしく
栓も通常の瓶とは異なっていて
特徴的です。

まあでも、天使の顔が怖いと思うのは、俺だけじゃないはず。
こんな劇画調の天使に誘惑されてもねぇ・・・。

飲めば天使が舞い降りるような幸せな酔い方が出来るお酒なんですけどね。
posted by マーチン at 21:06| Comment(0) | TrackBack(0) | お酒コラム | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする

2005年11月05日

グレナデン・シロップ

20051105

久々のノンアルコールです。
と言ってもそのまま飲める物ではありません(笑)

「グレナデン・シロップ」

は柘榴(ざくろ)のシロップです。

ガム・シロップに柘榴の風味をつけた赤色のシロップなので
当然のごとくそのままは甘すぎて飲めません。
アイス・コーヒーに付いてくるシロップを
それだけで飲む人はいないでしょう?
(いたらゴメンなさい。其の方は糖尿の検査をお勧めします(笑))

透明な真紅の色で
甘味とともに美しいイメージも演出してくれるので
カクテルに良く用いられます。

使う時の注意点として

比重が重い。

という事があります。

グラスの中で軽く混ぜた程度では混ざらないくらい比重が重いのです。
このためしっかりとシェイクするか
(比較的比重の重い酒であるリキュール類を複数使う時に
シェイクするのはシェイクしないと混ざりにくい為なんです。)
あくまでも色付けと割り切り
あえてグラスの底に沈めるかする事になります。

また、この比重の違いを利用して
プースカフェ・スタイルのカクテルを作るときの
一番下の層に利用される事も多いです。


見た目の美しいオリジナルカクテルを作るときに
このグレナデン・シロップとガム・シロップを
上手く使う事が出来れば
「おっ」っと思わせる事が出来るのです。

上手い使い方は企業秘密で(笑)
これはノンアルコールにも使える手なので
なかなか役に立っております。
posted by マーチン at 07:33| Comment(0) | TrackBack(0) | お酒コラム | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする

2005年11月04日

アンゴスチュラ・ビターズ

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トリニダート=トバコ
という国をご存知ですか?

西インド諸島の東端に位置するこの国は
トリニダート島とトバコ島からなる国です。
地図↓
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その国からの輸出品
扱い高TOPは

石油

ですが、(其のお陰で周辺国に比べ格段に裕福。)

バーテンダーにとっては

「アンゴスチュラ・ビターズ」

の原産国として知らなくては済まされない国です。

「アンゴスチュラ・ビターズ」はドイツ出身の軍医シーガートが1824年に
ベネズエラのアンゴスチュラにある英国陸軍病院で
作り出したのが始まりです。
現在ではトリニダート=トバコで作られています。

ベーススピリッツはラム。
それに竜胆の根からとる苦味成分を加えた物。


プロとしてはとにかくこれを使いこなせないと話にならないのですよ。
素人はまず自分でアレンジしてカクテルに使うのは
難しいんじゃないかな。

カクテルレシピ本を見ると
「ビターズ」とだけ書かれている事が多い
「アンゴスチュラ・ビターズ」は
非常に苦味が強いので、2〜3滴だけを加えるだけで
カクテルの味を劇的に変化させます。

「アンゴスチュラ・ビターズ」を加えるカクテルは意外なほど多く、
スタンダードカクテルを作ろうとした時に
欠かせないアイテムなのです。


逆に
これを使って美味しいオリジナルカクテルを作るのが難しいのです。
元になるカクテルに加えて味を変えてみる。
上手く出来たと思ったら
大抵すでにあったり

加えるのに慣れて来ると
何でもかんでも入れてみたくなり
挙句、舌が慣れてしまい苦味の強さがわからなくなったりします。

舌が慣れると何が怖いって
加減がわからなくなるので
アンゴスチュラを加えたカクテルが
どんなにやっても同じ様な味になっていくのです。


飲む分には良いのです。

バーテンダーは飲まれてはいけない(いろんな意味でね)ので
あんまり味が強すぎるリキュールは
要注意なのです。

「アンゴスチュラ・ビターズ」が舌にどんな影響を及ぼし
それがどれほど深刻な問題なのかを自覚して
ようやく使いこなす第一歩。
バーテンダー道は険しいのです。
posted by マーチン at 07:39| Comment(0) | TrackBack(0) | お酒コラム | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする

2005年11月03日

シュリヒテ・シュタインヘイガー

20051103

ドイツ産のジンです。

現在主流となっている
ロンドン・ドライ・ジンよりもマイルドな味わいです。


実はジンの産まれた所は
イギリスでも、ドイツでもなく
オランダだったりします。

ジュニパーベリー(杜松の実)を漬けて蒸留した酒を
解熱剤として販売したのが始まりです。


ロンドンジンはこの流れの中から
よりドライな物として産まれ定着しました。

それに対して
ドイツのジンは若干つくる過程が異なります。
ボタニカルであるジュニパーベリーを発酵させて作る為
マイルドな味わいになるのです。


ドイツではビールの前にハムや黒パンと共に
1〜2杯
飲むのが習慣になっているそうです。


学生の頃にその話をはじめて聞いた俺は、
「ドイツ人はかっこいいな〜」
と、しきりに感心しました。


で、次から真似しようとしたのですが

どこを間違えたのか…
記憶があやふやだったんでしょうね。

ビールをチェイサーがわりに、ジンをアオルっ。

などという馬鹿な飲み方をしてしまい
相当痛い目にあいました(笑)


みなさんも気をつけましょう。
でも、フラれて潰れたい時には最適だったりして(苦笑)
posted by マーチン at 03:22| Comment(0) | TrackBack(0) | お酒コラム | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする

2005年11月02日

クロ・デュ・マルキ 1997

20051102

今回はボルドーワインの中でもファンの多い
「シャトー・レオヴィル・ラス・カーズ」

ではなく(笑)そのセカンドワイン。

「クロ・デュ・マルキ 1997」

の紹介です。


「シャトー・レオヴィル・ラス・カーズ」
はメドック格付け二級ですが
年によっては一級を凌ぐとまで言われている
スーパー二級ワイン
です。


そのセカンド。旨いですよ〜。


しっかりとしたタンニンと深みのあるコク。
酸味も程よく、液体として旨い。

もちろん香りも良かったです。
そんじょそこらのワインでは中々太刀打ち出来ませんよ!
流石にファーストの「ラス・カーズ」には及びませんが
いくつかの格付けワインには匹敵しますね。


ファーストの
「シャトー・レオヴィル・ラス・カーズ」は
非常に高価で手が出にくいですが
セカンドワインなら大体

1/3

位の値段でいけるはずです。
チャンスがあれば試してみて下さいね!
posted by マーチン at 05:33| Comment(0) | TrackBack(0) | お酒コラム | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする

2005年11月01日

カッシェロ・デル・ディアブロ カベルネ・ソーヴィニヨン

20051101

チリ最大のワイナリー
コンチャ・イ・トロ社の
葡萄の品質特性をより引き出した上級品。


「カッシェロ・デル・ディアブロ」

とは

「悪魔のセラー」

という意味です。
凄い名前ですが
ワインの盗み飲みを防止するために
このような名前をつけたのだそうです。
面白いですよね。
日本人にはわかりにくい感覚ですが
効果はあったんでしょうか?


チリは世界で唯一
「フィロキセラ」を免れた国と言われています。

「フィロキセラ」

というのは葡萄の木につく害虫の事です。
十九世紀後半
ヨーロッパでこの害虫が大量発生し
ワイン産業は大打撃を受けました。
これによってヨーロッパの葡萄はほぼ壊滅しました。
生き残る為にとられた方法が
フィロキセラ耐性の高いアメリカの葡萄を台木として
葡萄を育てる方法です。

この方法でヨーロッパからワインが無くなる危機は脱しましたが
葡萄とワインが変わってしまいました。
この事件を
「フィロキセラ禍」
と言います。

「フィロキセラ禍」以前のワイン
「プレフィロキセラ」は
オークションなどで死にそうな高値が付きます。
まあ、百年以上前のワインなんてそうは出ませんが(笑)
出たら世界的なニュースになりますよ。


そのフィロキセラは世界中に蔓延したのですが
チリだけは、現在に至るまで発生していません。
「フィロキセラ禍」以前に
ヨーロッパからチリにもたらされた葡萄はそのまま残っているのです。

そういった経緯があって
チリワインは侮れないのです。
posted by マーチン at 02:31| Comment(0) | TrackBack(0) | お酒コラム | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする

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