
今日は定番リキュール。
カシスです。
カシスは日本語で黒すぐり。
その名の通り黒い果実の代表格です。
ソムリエがワインについてコメントする際に、
「黒い果実」と表現すると、カシスのニュアンスがあると言う事です。
因みに「赤い果実」はラズベリーなどの小粒の赤いベリー類。
「苺」などはそのまま苺と表します。
名産地はブルゴーニュ地方。ワインの名醸地として有名ですね。
そのなかでAOCではないが原産地認定をEUから認められた(権威としては弱いので、あえて申請しない所もあります。)物は
「カシス・ド・ディジョン」
とラベルに表記出来ます。
この「ディジョン」市はある有名カクテル発祥の地でもあります。
それは「キール」です。
1945年、第二次大戦後、初の市長となった
キャノン・フィリックス・キール氏が市の経済振興を目的に名産品を組み合わせたカクテルを考案、発表したのが始まりです。
一般的には
「キール」と言うと
カシス+白ワイン
と思われていますが、これは正確ではありません。
地域振興を目的としたカクテルの為
ブルゴーニュ産カシス
+
ブルゴーニュ産シャルドネ種白ワイン
というのが正しいレシピです。
フランス料理店やワインバーではグラスワインが幾つかあるので
正確なレシピで提供する所が多いですが、
それ以外の所ではワインの方にこだわれない
(または、こだわってない。もしくは知らない。)
店がほとんどではないでしょうか?
「バイイ クレーム・ド・カシス・ド・ブルゴーニュ」
バイイ社のカシスは果実の味がしっかりしているので気に入っています。
フレッシュフルーツにも負けないのでカシスオレンジがやたらと旨い。
また、他のリキュール、例えばピーチなどと合わせてもカシスとしての主張を失わないところが◎。
ドメーヌ・サトネイ社の
「クレーム・ド・カシス・ド・ジュヴレ・シャンベルタン」も
個性が異なっていて好きです。
カシスリキュールは何十種類もあるので
色々試して自分のお気に入りを探してみるのも楽しいですょ。